- 1607.06.21 - -- マディラ港にて --
港に並ぶ大量の船。
最終チェックを行う整備士。
弾薬、資材等を積み込む人。
船員達と、
最後になるかもしれない盃を交わす提督。
普段穏やかなこの港で、戦いが始まろうとしていた。
あちらこちらから艦隊編成の声が聞こえる。
係留された船は、
何も軍艦ばかりではない。
喫水の浅い船の利を活かし、戦火をかいくぐる冒険船。
大量の物資を武器に、洋上の補給にあたるであろう商船。
これは国を挙げての戦い。
それぞれの特技を活かした戦い。
そんな士気揚々とした中、その者は小さくつぶやいた。
「ついにこの日がやってきたのね。」
そう。
みんなが時間もお金も割いて
作り上げてくれた自慢の船。
その船は、
ごばw
港前にて、
激しい砲撃が飛び交う中、
いよいよ初陣となったその船は、
「インディアマン」ベースは、商船。・・・快速輸送船のはずのその船は、
匠の技で生まれ変わり・・

あさっこ隊の他のメンバーにも引けをとらない姿となった。
「みんな、よろしくね」
今までその者が乗っていた船は、
チーク製、+20%増量の「商用大型ガレオン」
持てる財産を投入し、
G1にして砲門積み(5スロ化)、戦ってきたが、
軍船・・・と呼ぶには程遠かった。
しかし。
この船に乗って、操船してみて、
「えっ?なに、この舵の軽さ。。。」
その者は、驚きを隠せなかった。
それもそのはず。
マストに掲げられた帆は最高性能の帆。
波を影響を最小限に、
そして、海流をしっかりつかむべく改造された舵。
船速もさることながら、
旋回が早い。
鉄板を付けているにも関わらず、動きが軽い。
思った方向にすっと動いてくれる。
そして、
商船とは思えない1200オーバーの耐久。
海戦の最中なのに、
思わず、笑みがこぼれる。
「この船なら、きっとやれる。」
そう思って、
左手をそっと、テーブルに伸ばした時だった。

激しい轟音と共に、
浸水。。。
「しまっ・・」
が操船ミスによる敵からの致命的な砲撃すら耐え抜いた。。
「耐久が違うとこんなに違うものなんだ・・」
その際、
大穴があくも、
この船に装備された「排水ポンプ」でなんなく復旧。
何度か敵軍船も落とす事ができた。
そして、
全力で逃げる船に対して、
長距離射程の船首砲に、重量砲撃を加える。
どんどん船速が落ちる敵船。
それを追いかけるように僚艦が華麗に砲撃を決める。
「船が、違うとこんなに変わるもの・・?」
初陣の様子を、仲間が見に来てくれた。

「戦ってるよ。あたし。もぅあんなに大量に沈まない。」
本当にありがとう---------------------------------------------
この日、
マディラ港は落とされませんでした。
あぶない場面は何度かありましたが、
大量の物資運搬による構築と、洋上での軍人さんの活躍により、
防ぎきれたのです。
ただ、
海戦はあと2日。
守り切りたいですね。
司令前の攻防が激しく、
容易に近づけない。。
軍人さんと連携して、封鎖艦隊と交戦してもらっている間に、
構築司令を受けて・・・
そんな思いがよぎります。

味方司令位置
(アゾレス北)
14736,2673
(マディラ西)
15261,3438

今日(土曜日)は不在ですが、日曜日、再び参ります

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